menu 07 腫瘍科

がん治療の鍵は「早期発見」

犬や猫の寿命が伸び、高齢化に伴いがんの発症も増えています。「がん=治らない」と考える方も多いかもしれませんが、早期発見と適切な治療により、完治が可能ながんもあれば、痛みを和らげながら共存できるケースもあります。人間と同じく早期の発見と治療が大切です。

FLOW 治療の簡単な流れ

  • 受付・問診

    受診の目的を確認し、動物の体調や気になる点を問診します。
  • 身体検査・初期診断

    視診・触診を行い、腫瘍の大きさや位置、全身の状態を診断。必要に応じて血液検査や画像診断を実施します。
  • 精密検査の実施

    エコー検査・CT検査・細胞診検査・生体検査などを行い、腫瘍の種類や進行度を詳しく調べ、診断を確定します。
  • 治療方針の決定

    検査結果をもとに、手術・放射線・化学療法(抗がん剤)・免疫療法など、動物の状態に適した治療方法をご提案。飼い主様と相談の上で方針を決定します。
  • 治療・経過観察

    処方薬の投与や生活環境の改善を行いながら、定期的に検査を実施。症状に応じて治療法を調整し、継続的にケアをします。

注意事項

※症状や経過のご説明
受診時には、症状の詳細や発症の時期・経過などについてお伝えください。症状によっては動画や写真をご共有いただけると、正確な診療の助けになります。

※予防接種について
健康診断を受ける際、事前に寄生虫などのワクチン接種が済んでいることが望ましいです。不明な場合はご相談ください。

※ストレス対策
診療時のストレスを軽減するため、普段使っているタオルやおもちゃなどを持参していただくことをおすすめしています。

※安全な移動手段の準備
移動の際はキャリーケースやリードを使用し、安全を確保してください。